この記事では豆柴の餌の量、計算式、あげるさいの注意点をまとめてます。
豆柴の餌にお困りの方はチェックしてみてください。
なお豆柴におすすめのドッグフードは以下でまとめています。
豆柴向けドッグフードのおすすめ25選/選び方のポイントを解説
豆柴の餌の量
計算式
豆柴の1日に必要なエネルギー量の求め方
安静時エネルギー要求量×ライフステージ別係数=1日のエネルギー量
1日にあげるドッグフードの量
1日のエネルギー量×ドッグフードの100gあたりのカロリー
安静時エネルギー係数
安静時エネルギー係数は、豆柴が常温環境で安静にしているときに必要なエネルギー要求量です。
安静時エネルギー係数は以下の式で求められます。
体重×70×0.75
主な体重別の数値は以下の通りです。
- 1.5㎏→79
- 2.0㎏→105
- 2.5kg→131
- 3.0kg→158
- 3.5kg→184
- 4.0kg→210
- 4.5kg→236
- 5.0kg→262
- 5.5kg→289
- 6.0kg→315
ライフステージ別係数
ライフステージ別係数は、飼っている豆柴の状態・年齢などを基準にしてください。
以下のような数値となります。
- 子犬(4か月未満)
:3.0 - 子犬(4~12ヶ月)
:2.0 - 成犬(避妊・去勢なし)
:1.8 - 成犬(避妊・去勢あり)
:1.6 - 肥満傾向、不活発
:1.4 - 減量犬
:1.0
具体的な例(体重別)
上記を当てはめると
4か月の子犬、3キロの場合
安静時エネルギー:158
ライフステージ係数:2
158×2=316
つまり1日に必要なエネルギー量は316kalとなります。
ここから1日に必要なエサの量を計算します。
316kal/100gの餌の場合、1gあたり3.16kalとなり
316kal÷3.15=100
したがって、1日に100g与えればOKとなります。
1日にあげる量の目安
年令 | 平均 | 量 |
生後2か月 | 1.5kg(70g程度) | 237kcal(75g) |
生後3か月 | 2.0kg(85g程度) | 315kcal(100g) |
生後4か月 | 2.5kg(100g程度) | 262kcal(83g) |
生後5か月 | 3.5kg(110g程度) | 368kcal(117g) |
生後6か月 | 4.0kg~4.5kg(120g~130g程度) | 410kcal~472kcal(130g~150g) |
生後7か月 | 5.0kg~6.0kg(140g~160g程度) | 524kcal~630kcal(166g~200g) |
ただし、こちらは目安となり、飼っている豆柴の状態により異なります。
体重の変化、ウンチの状態を考え合わせる必要があります。
適量が分かったら目安をつける
「このくらいがちょうどいい量だな」と感じたら、容器に目印をつけておくことをお勧めします。
次に、その目印を基準にして、必要な食事の量を守りながら毎日の食事を与えましょう。
ついつい目分量で与えがちですが、人間にとって微々たる誤差でも、小さな体の豆柴にとっては大きな影響を与えることがあります。
おやつを与える場合
間食にも当然カロリーが含まれています。
ほとんどの場合、パッケージにカロリーが記載されていますので、与えたカロリーを考慮して食事の量を調整することが大切です。
また、間食は1日に必要なカロリーの10%以下に抑えるのが原則です。
どれだけ美味しくても嗜好品であり、バランスよく栄養を摂取することはできません。
愛犬が必要とする栄養をしっかりと摂れるように、間食を与えすぎないことも飼い主の責任です。
一般的な犬の食事量の目安
1回の食事量の目安は、以下のようになっています。
- 成犬
体重1㎏あたり30~40㎏ - 小型犬
体重1㎏あたり40~50㎏ - 老犬
体重1㎏あたり25~35kg
とはいえ、これは一般的な目安です。
実際は愛犬の活動量、健康状態により変更する必要があります。
水分量で調整
犬の食事回数を減らすことは、食事を通じて摂取する水分量が減ることを意味し、水分不足のリスクが高まります。
そのため、いつでも新鮮な水を飲める環境を整えることが重要です。
さらに、ドッグフードに少し水を加えることで、食事からの水分摂取を補うことができます。
水分補給の観点から言えば、特に高温多湿の環境や運動後は水分補給が極めて重要です。
愛犬がどこにいても水を飲めるように、水の容器を複数設置することも有効な方法です。
まとめ
最終的には飼っている豆柴の状態により異なりますので、健康状態を考えながら餌をあげるようにしましょう。
なお豆柴におすすめのドッグフードは以下でまとめています。
豆柴向けドッグフードのおすすめ25選/選び方のポイントを解説