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第102回日本獣医麻酔外科学会オンライン学術集会で肺炎治療について講演しました

 

稲葉先生が2021年度第102回日本獣医麻酔外科学会オンライン学術集会のパネルデスカッション・肺炎の診断と治療 において

「犬猫における肺炎治療 内科治療・人工呼吸治療のエビデンスと実際」

というタイトルで講演しました。

https://www.jsvas.net/ezm/2021-102/

 

コロナ禍ということもあり昨年から学会はオンライン開催となっております。通常の学会とは異なり、オンデマンド配信されるため約1ヶ月の間多くの先生方の講演が拝聴できるメリットがあります。

 

犬と猫でも「肺炎」には比較的よく遭遇しますが、実は肺炎にはいくつかタイプがあり、しっかりとした診断をすること、そして的確な治療をすることは非常に難しい疾患です。

細菌性肺炎の治療薬である抗生剤を一つ取っても何十種類とあり、どのような症例にどの抗生剤を選択するべきか、多くの先生が悩まれるかと思います。

誤嚥性肺炎治療の注意すべきポイントも解説しています。

また近年、新型コロナで話題になっている人工呼吸管理が犬や猫でも実施されるようになってきました。人医療に比べまだまだ歴史は浅いですが、現状ではどれくらいの成果なのか、どんなことに注意すべきなのかなど、これまでのエビデンスをまとめています。

 

今回は多くの先生が悩まれているであろう肺炎治療のポイントにフォーカスを当てて講演しました。